銀魂狂(ぎんたまにあ)が綴る、銀魂感想中心ブログ。


                  エンゼルパイの海
                                                                (/ vol.)
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革命なら 国に起こす前に まず自分に起こしたらどうだ?
『銀魂』 のキャラクターの “自己改革” が窺える台詞を集めてみました。

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神楽 (第一巻 第三訓)
「私 戦うの好き それ夜兎の本能…否定しないアル
 でも私 これからはその夜兎の血と戦いたいネ 変わるため戦うアル」


この台詞は、えいりあん編での台詞に引き継がれます。

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長谷川泰三 (第三巻 第十六訓)
長谷川 「ヘッ… グラサンではなく俺に変われと? 
       この年で今さら俺が変われると思ってんのかよ」
 
                   ↓                 
銀時 「長谷川さんよォ 信念持ってまっすぐ生きるのも結構だがよォ 
     そいつのせいで身動きとれなくなるくらいなら 
        一遍曲がってみるのも手なんじゃねーの?」
               
                   ↓
長谷川      とうとう俺は グラサンも失った

以上のような銀さんとの会話があって、長谷川さんは自身の分身、
いや自分そのものであるグラサンを脱ぎ捨てます。

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お登勢 (第四巻 第二十四訓)
「自分(てめー)の性分ひきずって苦しむくらいならねェ 
                       自分を変えることに苦しみな」


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キャサリン (第四巻 第二十四訓)
キャサリン 「ダッテ私 何モデキナイ 
           モウコレデシカ生キテイクコトデキマセン…」
            
                     ↓
お登勢 「自分(てめー)の性分ひきずって苦しむくらいならねェ 
                        自分を変えることに苦しみな」
 
                     ↓
キャサリン 「悪イケドモウ盗ミハデキナイ 勘弁シテクダサイ」

お登勢さんに上のように言われる前と後のキャサリン。

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土方十四郎 (第七巻 第五十一訓)
「革命なら 国に起こす前に まず自分に起こしたらどうだ? その方が安あがりだぜ」

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神楽 (第七巻 第五十八訓)
「いやアル 私は そんな諦めたような生き方したくないネ
  私は ここで変わるネ ここにいれば変われる気がするネ」


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神楽 (第八巻 第六十一訓)
「わ… 私変わったでしょ? 私の力 人を傷つけるだけじゃないヨ 
 人を護ることもできるようになったヨ そういうふうにしたらネ いっぱい友達できたヨ
 もう 誰も私を恐がったりしないアル もう一人じゃないネ」


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星海坊主 (第八巻 第六十訓/第六十三訓)
「これ以上神楽を苦しめるな 人が簡単に変われると思っているのか?」
 そうさ 変われるものか もがいても もがいても 結局 変われやしなかった
 なにも変えることなんて できなかった 苦しいだけならいっそ…

                  ↓
「クク… 俺も焼きがまわったようだ 他人を護って くたばるなんざ」

上の六十一訓の神楽の台詞、また銀さんや新八の行動を受けて、
星海坊主の心境にも変化が訪れます。

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神楽 (第八巻 第六十三訓)
ここでなら 私は変われる気がします
 きっと自分に負けない自分になれると思うのです


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桂小太郎 (第十一巻 第九十三訓)
「以前は過激な攘夷思想の持ち主だった桂も
 昨今では 無用な争いを嫌う穏健派になっていたとききます」


桂の台詞ではなく、最近の桂を評した武市変平太の台詞です。
桂が変わったきっかけは、銀さんとの再会ということでいいんですよね。
それに新八や神楽、幾松、エリザベスらとの出会いもきっかけの1つでしょう。

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寺門通 (第十二巻 第百一訓)
「私もそうだったの スキャンダルで叩かれて 
 人の目ばかり気になって恐くて外にも出られなくなってしまったんたん狸の金玉
 でも人の心なんてそう簡単に左右できるものじゃないし
 もういいや 私にできるのは 私が理想とする私を目指す事だけだって開き直って
 そしたら 目の前がパァーッと開けてりやきバーガー」


「変わる」 だとか 「変える」 だとかいった単語は出てきませんが、
これも苦しみながら自分を変えることに成功した人の台詞です。
語尾はアレですけど、そこは気にしちゃいけません。

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星海坊主 (第二十巻 第百七十一訓)
「神楽ちゃん お父さんどうにもおかしくなっちゃったよ 昔の俺じゃあ考えられねェ 
 変な扉開いちゃったな~ 地球に行ってからおかしくなっちまったよ」


「アトラスNEO」 のCMの台詞。
CMの台本の台詞なんだと思いますが、とはいっても星海坊主自身のことを
言っているようなので、ここに紹介しておきます。

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この他にも、ここには載せませんが
初登場時の長谷川さん、源外さん、阿音 ・ 百音姉妹、落さん、九兵衛らも、
作中で “変わった” と感じられる台詞 ・ シーンがあります。
他にもじっくり探してみれば見つかるかもしれません。

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単行本を読み返していくと、冒頭の私の主張にそぐわない台詞も出てくるんですが、
個人が趣味でやってるブログの記事とはいえ、何らかの意見を発表する以上は
そこを避けて通るというズルいこともできないので、以下の2つにも触れておきます。

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まず1つ目。
上に書いた、長谷川さんがグラサンを外す話。(第三巻 第十六訓)
この話の後半で長谷川さんは、央国星の要人であるハタ皇子を殴るという
国際問題になりかねない無謀な行為に出ます。
その後の銀さんとの会話が次のもの。

銀時  「長谷川さんよォ アンタやっぱアレだな… グラサンの方が似合ってんな」
長谷川 「そーだろ」

というやりとりがあり、元のグラサン姿に戻るんですよね。
つまり結局長谷川さんは変わってないんです。

でも変われなかったからダメだ、ということではなくて
どうしても変えられない、自分にとって大事なものがあったから
あえて変わらなかった、ということなんでしょう。その象徴がグラサンだったと。

実際ラストで長谷川さんは神楽に対して、「自分の芯を通した」 と語ってます。

まあとは言っても、就職したかったら自分を変えて、こだわりを捨てて
(長谷川さんの場合はグラサン)会社に合わすしかないんですけどね…。
そうしなかった長谷川さんはやっぱり今でもきちんとした職に就けていません。
でも 『銀魂』 という漫画の中では、長谷川さんの行動で正解だと思います。

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2つ目。
お通ちゃんの一日局長の話での、近藤さんの台詞。(第十二巻 第百二訓)

「色々手伝ってもらってなんだが 結局俺達はこーいう連中です!
 もがいてみたが なんにも 変われなんだ!
 相も変わらず バカで粗野で嫌われ者のムサイ連中です!
 どうやらコイツは一朝一夕でとれるムサさではないらしい! 
 だがね お通ちゃんの言う通りもがいて 自分達を見つめ直して気付いたこともある!
 俺達は どんだけ人に嫌われようが どんだけ人に笑われようがかまやしない!
 ただ 護るべきものも護れん ふがいない男にだけは絶対になりたくないんだとね!」


バカで物騒でチンピラ警察24時なイメージは払拭するにこしたことはないだろうけど、
変わろうともがく中で、イメージ改善よりも大事なものを見つけた、
自分たちを見つめ直して、譲れないものはなにかに気付いた、
つまり変わるよりも大きなものを手に入れたんだから、これでいいのだ、
ということなのかな~と。

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上のように捉えると、矛盾は出ないかな…?
変えるべきところは変える努力をし、芯を通すべきときには芯を通しなさい、
そういうメッセージですかね。

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ここに載せた台詞を単行本から写してて、何度も涙がにじみました。
何度ももがいたが結局変われなかった、などと少年誌にしては渋い台詞が満載。
そんなところが主婦の方だとか、大人の読者の心を惹きつける理由なのかも。

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ここに挙げた中で私が特に好きなのが、この記事のタイトルにもなっているこれです。
「革命なら 国に起こす前に まず自分に起こしたらどうだ? その方が安あがりだぜ」

周囲を変えるのは相当難しい。不満があるなら周囲を変えるより
自分を変えた方がてっとり早いうえに確実だと。いいこと言うなァ。

似たような内容の、新八のこんな台詞もあります。(第二十巻 第百七十五訓)
「ポジティブになれ新八 世界とは己の心を映す鏡だ
 心の持ち方一つで 世界は何色にもその色を変えるんだ」


人は自分の見たいようにしか世界を見ないから、
自分が持っている見方でしか世界を見ることができないから、
人それぞれ見えている世界が違う。
それならば自分を変えるということはつまり世界を変えるということでもあるのだ。
そういうことを言ってるんでしょう。いい台詞ですよね。
まあこの次のページではとんでもないことになってるんですが…。

さらに 『だんでらいおん』 の丹波鉄男(テツ)も、似たようなこと言ってました。
「泣き顔と笑顔じゃ世界の見え方も変わってくるぜ 
 楽しい時は勿論 辛いことも笑い飛ばせる気概がありゃあよ 
  もう恐いものなんざねーよ 地獄も極楽に変わるってもんだ」


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お登勢さんの台詞も好きです。
自分の欠点に落ち込んでばかりいても現状は何も変わりませんもんね。
そんなヒマあったら自分を変えろ、と。

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ここまでおつきあいくださった方、どうもありがとうございます。
上手く説明しきれていない部分もあるかと思いますし、文章も拙いんですが、
前々から気になっていたことをまとめられたので、自分では満足してます。

インタビューや単行本のおまけページのコメントなんかを読む限りでは、
空知先生は頑固者な印象を受けたんですが、
実際には変わろうともがいてきた方なのかもしれない… なんてことを思ったり。

        
コメント

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銀魂でのセリフに・・・
オイオイっていう話の内容の中に、
それ以上に「ハッ」と思わせるセリフがたくさん散りばめられている。
銀魂には、それが強く感じられます。

不器用に生きている人達。
でも自分の芯を、魂を、きちんと持っている人達。

だからこそ、響くセリフが出てくるのだろうし
上滑りだけのセリフにならないで
読者(視聴者)の心にも響いてきて
見ている側の心にも何かを投げかけてくれる。
そう感じます。

だからこそ、下ネタ満載であっても
バカ話だったりしても
それを越えた先にあるものが見えるから惹きつけられるのかなー、と思います^^
tom | URL | 2007/11/26/Mon 09:32 [EDIT]
こうして見ると
エンゼルパイさんこんばんは^^

私は一番最初にあげている神楽のセリフが好きですね。言い回しが良いというか…すうっと入り込んでくる気がします。

>自分の欠点に落ち込んでばかりいても現状は何も変わりませんもんね。
>そんなヒマあったら自分を変えろ、と。
その通りなんですよねぇ。なかなか実行できていないけど、忘れずに生きていきたいものです。

>変えるべきところは変える努力をし、芯を通すべきときには芯を通しなさい
まさに、これは銀魂の大きなテーマの1つですよね。
それが銀さんの武士道という形で表現されていて、最初から今まで一貫して銀さんが貫こうとしているところに強く惹かれます。

凄く読み応えのある記事でした。いろいろ集めてくださってありがとうございます!とお礼を述べたい心境です。
こうして見るとやっぱり、銀魂は普段はくだらない話が多いけどその中にキラリとひかるものがある漫画なんだなぁって思います。
ちさ | URL | 2007/11/26/Mon 23:52 [EDIT]
tomさんへ
コメントありがとうございます!! 読んでもらえてホンットにうれしいです♪

>オイオイっていう話の内容の中に、
>それ以上に「ハッ」と思わせるセリフがたくさん散りばめられている。

うんうん、そうですよねぇ…。
真面目一辺倒なストーリーじゃないから、
かえって心に響く台詞が際立つんだと思います。
くだらない (誉め言葉です) ギャグパートの中に、
さりげなくいい台詞が散りばめられてるところが銀魂のよさですね。

>だからこそ、下ネタ満載であっても
>バカ話だったりしても
>それを越えた先にあるものが見えるから惹きつけられるのかなー、と思います^^

下ネタやバカ話があって、ジ~ンと心にしみる話があって、
両方が相乗効果を生み出しているというか…。
振り幅の広さ、守備範囲の広さが銀魂の魅力ですよね。

もう素敵台詞が満載で、記事を書きながら前がかすんで見えなくなりました。
銀魂を生み出してくれた空知先生に感謝です♪
エンゼルパイ | URL | 2007/11/27/Tue 01:22 [EDIT]
ちささんへ
こんばんは、コメントありがとうございます!!

神楽の台詞もいいですね~。こうやって台詞を並べてみると、
神楽が1番 “変わった” のがハッキリ分かるキャラだと思います。

>その通りなんですよねぇ。なかなか実行できていないけど、忘れずに生きていきたいものです。

そうなんですよ~!
お登勢さんの台詞は、私もなかなか実行できないからこそ、すごく印象的でした。
いつも心に銀魂語です。

単行本を読み返していて、
一般の侍が持つ “武士道” とは違う、銀さんなりの武士道があって、
それが見事に1巻から最近の真選組動乱編まで貫かれていることに気づきました。
いずれは銀さんの武士道についてもまとめたいな~と思ってます。

読み応えがあったと言っていただけて本当にうれしいです。
こちらこそ読んでいただけて感謝ですヾ(*゚∀゚*)ゞ
銀魂は1度ジャンプ本誌で読んでるので、正直言って最近はあんまり丁寧に
単行本を読むことがなかったんです。
でも読み返してみていろいろ気づくこともあって、
かめばかむほど味が出る、そんな漫画だなって改めて思いました。
エンゼルパイ | URL | 2007/11/27/Tue 01:23 [EDIT]

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