銀魂狂(ぎんたまにあ)が綴る、銀魂感想中心ブログ。


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俺の武士道(ルール)だ
銀さんの掲げる武士道について。

まずは以下の4つの台詞から。
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第一巻 第二訓
銀時 「んじゃ 俺は俺の武士道でいかせてもらう!!」

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第一巻 第六訓
銀時 「お膳立てされた武士道貫いてどーするよ 
     そんなもんのために また大事な仲間失うつもりか 
      俺ァ もうそんなの御免だ どうせ命張るなら 俺は俺の武士道貫く 
       俺の美しいと思った生き方をし 俺の護りてェもん護る」
 

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第二巻 第九訓
銀時 「喧嘩ってのはよォ 何かを護るためにやるもんだろが 
      お前が真選組を護ろうとしたようによ」


土方 「…護るって お前は何 護ったってんだ?」

銀時 俺の武士道(ルール)(※1)だ」

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第二十二巻 第百八十六訓
銀時 「ヤクザだろうがカタギだろうが関係ねーんだよ 
      俺やお前みてーな無法者は てめーの仁義を見失っちゃ シメーだろうが」


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「俺の武士道」 ≒ 「俺の武士道(ルール)」、「てめーの仁義」
ということでいいですか? それじゃあ…、


Q. 銀さんの言う、「俺の武士道」 とはどのようなものか?
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第一巻 第一訓
銀時 「侍が動くのに理屈なんていらねーさ 
      そこに護りてェもんがあるなら剣を抜きゃいい」


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第一巻 第二訓
銀時 「俺は 自分(てめー)の肉体(からだ)が滅ぶまで 
      背筋のばして生きてくだけよっ!!」


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第一巻 第六訓
桂 「……これまでか 敵の手にかかるより 最後は武士らしく 潔く腹を切ろう」

銀時 「バカ言ってんじゃねーよ 美しく最後を飾りつける暇があるなら 
      最後まで美しく生きようじゃねーか」


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第一巻 第六訓
桂 「うす汚れたのは貴様だ 銀時 時代が変わると共に ふわふわと変節しおって 
    武士たるもの己の信じた一念を貫き通すものだ」


銀時 「お膳立てされた武士道貫いてどーするよ 
     そんなもんのために また大事な仲間失うつもりか 
      俺ァ もうそんなの御免だ どうせ命張るなら 俺は俺の武士道貫く 
       俺の美しいと思った生き方をし 俺の護りてェもん護る」 


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A. 世間一般のいわゆる "武士道"(潔く腹を切る、己の信じた一念を貫き通す)を
   否定し、自分の美しいと思った生き方をし、自分の護りたいものを護り、
   背筋をのばして生きていく、というもの。


なんか答えになってねェ…。
これは武士道だとかが入っている台詞を抜き出してみるよりも、
実際の銀さんの行動を見た方が具体的に分かりますね。
この台詞抜き出しスタイルは今回のテーマには向いてなかったみたいです…。

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ところで、『銀魂』 は江戸やら侍やらがモチーフということで、作中には 「武士道」
という言葉が出てきますが、ここで銀さんが言っている 「武士道」 というのは、
作中においては桂や金貸し、そしておそらくその他多くの登場人物、
それから現実世界で私たちが普段使っている、いわゆる "武士道" ではなくて、
信条、信念、人生観、哲学、ポリシー、モットー…、
そういう言葉に置き換えたほうがしっくりきます。
だからあんまりこの 「武士道」 という言葉の辞書的な意味や
普段私たちが使っている意味にとらわれない方がいいんじゃないかと思います。

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それから、「お膳立てされた武士道貫いてどーするよ」 という台詞の、
特にこの 「お膳立てされた」 の部分について少し。 
「武士道」 という言葉はなんだかいかめしくて心的に距離があるんですが、
「お膳立てされた武士道を貫く」 ということを普段の自分の生活に
引きつけて考えてみると、物事を無批判に受け入れることの恐ろしさ、
素朴で無知なままでいることの危うさ、そういう風に置き換えられるかもしれない、
なんてことを考えました。だから自分の武士道を貫く、というのは、
自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分の物差しで判断して、
自分の言葉で表現する…、そういうことに繋がるんじゃないかと。
これは、人の言うこと(マスコミとか)をうのみにしがちな私の目標なんですけどね。

既存の、お仕着せのルール(※2)にただ従うのは非常に楽なんですよね。
味方はたくさんいるし、なぜそのルールを選んだのか、考えることもしなくていいし、
そもそも、そのルールの内容を吟味しようという発想さえ浮かばないかもしれない。
そこから脱却して自分なりのルールを構築し遵守するのは労力を伴います。
少なくとも私にとっては簡単なことじゃありません。

そしてもちろんこうやって作り上げた自分のルールが周りの人に
受け入れられるとは限らない。受け入れられない可能性の方が高い。
それでも平気でいられる。自分のルールはこれだ、と主張し、
そしてそれを実行できる。いろんな意味で強い人なのだと思います。



…とここまで書いてて下の台詞の存在を思い出したので、
単行本引っ張り出して写しました。
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第三巻 第二十一訓
銀時 「何が正しくて何が間違ってんのか? 
    混沌としたこの世の中じゃ そいつを決めんのは簡単じゃねェ 
    他人のつくったルール
(※3)なんざあてになるか 
    そんなもんに身を任せてたら 何も自分で決められねェ人形になっちまうぜ 
    結局 最後は自分(てめー)で決めるしかねーんだ 
    自分のルールで生きていくしかねーのさ」


火消しの辰巳の話の冒頭のモノローグ。ギャグパート内の台詞ですけどいちおう。
これが銀さんが自分の武士道を貫く理由と言っていいでしょうか。

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※1,※2,※3
「ルール」 という言葉について。あくまでも、私は、ってことですが、この 「ルール」
という言葉からは 「規則」 だとか 「決まり」 だとかを連想してしまって、
そうすると銀さんが言ってることとズレが生じるような気がします。と言いつつ、上の、
「既存のルールにただ従うのは ~ いろんな意味で強い人なのだと思います。」
の部分で私も 「ルール」 って言葉を使っちゃってるんですが。
それよりも、「判断基準」、「規範」、「ものの見方」、「考え方」、「価値観」…、
あんまりいい言葉が浮かびませんでしたけど、
そういう表現をした方がすんなり頭の中に入ってくるように思います。

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ちょこっとメモ。

銀さんの武士道 … 「しみったれた武士道」 (by 金貸し)
   ↑ ↓
世間一般の "武士道" … 「お膳立てされた武士道」 (by 銀さん)

ハタから見れば 「しみったれた」 ものらしい銀さんの武士道。
確かに、国に忠義を誓ういわゆる "武士道" と比べてスケールの小さい、
しかし確実に何かを救う力の源泉となっている武士道なのですね。

        
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