銀魂狂(ぎんたまにあ)が綴る、銀魂感想中心ブログ。


                  エンゼルパイの海
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銀魂 第二十九巻 夜の蜘蛛は縁起が悪い 感想
祝 ・ 二十九巻達成!!

表紙は、銀さんと外見は瓜二つ、しかし中身は正反対の白血球王。
二十八巻のトッシーに引き続き、見た目は同じだけど別人というキャラ。
剣を構え、正面を見据える姿が様になっててカッコいい。
目が死んでない、記憶喪失時の銀さんみたいな感じ。
今から杉田さんの一人二役(やるよね?)が楽しみです。

単行本より一足先に僕が30になっちゃいました。
「僕より一足先に単行本が40になっちゃいました。」
という一文が拝める日がいつか来ると信じてるの。

総扉に、唐草模様の風呂敷包みを背負っておにぎりほおばってる銀さんが。
見覚えないんだけど、これって描き下ろし?

29巻は、乙女チックオタクラガーマンとの別れと、エリート編集との出会いの巻。
齊藤編集と上手くやっていけるか心配してた空知先生だけど、
思いのほか良好な関係を築けてたんですね。
ところで 「気持ち悪い趣味」 ってのは一体…?

新担当はエリート一家に生まれたエリート編集だ、っていう話から、
中編集 → 3食エリートかけご飯 → エリート刑事
自分 → 3食こ汚いチャーハン → チャーハン刑事
と次々に発想を膨らませて例えていき、チャーハンネタに的を絞って話を転がし、
ミートパイvsチャーハンの図式を作り、最後の手紙の宛名はミートパイネタで締め、
とまあ、毎度毎度よくこんな例えを使ったオモシロ小話を書き上げられるもんだ。

初対面の中編集の壁を壊して顔面にチャーハン叩きつけようと奮闘する空知先生。
軽いジャブが予想外に堅苦しい話になって、めんどくせっ!!!! な空知先生。
コレはどっちの気持ちもよく分かる。
私も、「××さんてS? M?」 とか 「〇〇さんて血液型△型っぽいよね~。」
みたいな、合コン的短絡的な話題ばかりの、実のない会話はあんまり好きじゃない。
空知先生が言われてるように、気まずい間を埋めたいだけでお前の回答自体に
興味はないよ、ってのを感じる話題なところが嫌なんだろうなあ。
SM談義に関しては中編集みたいに、そんなの一言で答えられないよ、って思うし。
でもこの手の話題は緊張をほぐして打ち解けるには便利なツールなんですよね。
誰も傷つかないし、みんなで盛り上がれるし。
だから空知先生がこの話題を振ったのも納得。

積極的にバカを演じ自らの敷居を低くして、相手に入ってきてもらうという、
プライドが高くシャイだと自らを評する割にはプライドやシャイさがあったら
できなさそうな方法で、空知先生は人間関係を築いていくらしいです。
確かに、自分から失敗談とか気負わず話せる人はつきあいやすいですね。

異常にプライドが高いらしい上に理屈っぽそうな中編集と
上手くやっていけるのかちょっぴり不安がよぎったけど、そんな中編集を相手に
「腐れエリート」、「バカヤロー」 などと、しょっぱなからこんだけ飛ばしてるんだから、
私が心配するまでもないんでしょう。そもそも私が心配したところで意味ないけども。

最後の最後で申し訳程度に齊藤さんへの感謝の念を述べる空知先生。
『銀魂五年生』 を読んだ人は、あっちで齊藤さんへの想いが語られてることを
知ってるけど、読んでない人は、「大西さんのときは、さらば大西スペシャルが
あったのに、齊藤さんのときはたった一言だけなのかい?」 って思わないかな。

ものっそどーでもいいことだけど、「ミートパイ」 って単語の響き、なんか好きです。
ミートパイに限らず、「パイ」 って単語の響きが好きです。なんとなく。
あと、パンケーキ、ビスケット、クッキー、スープ、ぶどう酒(ワインではない)、
このへんも好きです。たぶん小さいころ読んでた絵本の影響。

<電脳ウィルス編>
今年の2月上旬から3月上旬にかけて連載されたこのシリーズ。
ドラクエⅨ発売日に合わせた一方的な連動(というか便乗)企画のはずが、
ドラクエⅨ発売延期によってその目論見が崩れ去った、悲運のシリーズ。
しかし単行本発売日(7月3日)が見事にドラクエⅨの発売日(7月11日)の
直前にくるという、ミラクル実現。(ひょっとして意図的にタイミングを合わせた?)
偶然か必然かは闇の中ですが、転んでもただじゃ起きない漫画家魂を実感。
さすがに作品自体が新選組ブームに便乗しただけあって、
こと便乗に関しては空知んたまは強運なのだな、と思いました。

さて本編ですが、改めて一気に読んでみると、本誌で読んでた以上に
「ゲーム用語 ・ ドラクエ用語の意味が分からん!!」 という思いが強まる結果に。
やっぱり元ネタを最初からよく知ってないと、パロディは楽しめないネ…。

第二百四十九訓に、以下のような(おそらく)銀さんのセリフがあるんですが、
「クリフトはほっとくと魔王にまでザラキかける新八的ポジションだ
 黙ってた方がイイ」
最後の 「黙ってた方がイイ」 の意味がよく分からなかったんです。
その前の 「『ここはクリフト以外ガンガンいこうぜ』でいこう」 と合わせて考えて、
銀さんが新八をクリフトとやらに例えていて、
「クリフト(新八)以外はガンガン攻めていこうぜ
 ただしクリフト(新八)は役立たずだから黙って大人しくしてた方がいいな」
と新八に対して言っている、といちおう解釈したんですが、それでOKですか?
誰か解説してくれないかな…。

本誌におけるラスト2ページのセリフがちょとずつ変更&削除され、
その後に新たに2ページ描き下ろしページが追加されてます。
ラスト2ページでのセリフ、変更に関してはさほど大きな変更はないんですが、
以下の、銀さんの白血球王のセリフが削除されたのが目立ちます。
銀時 「忘れんなよ オメーの白血球は内側じゃねェ ここにいることを」
白血球王 「貴様も忘れるな 貴様の白血球は外側だけじゃない 
                           たま様の中にもいることを」

2人がハイタッチしてるその背後から、打出の大槌Zを持った
源外さんが忍び寄ってるという、本誌の終わり方もよかったんですが、
友を得て一段と強くなった白血球王が、大勢の部下を従えて
未知のウィルスに立ち向かう、単行本の終わり方もよかったです。
銀さんの微笑 → 「笑うのさ」 の流れもね!

<たのしいごうもん>
銀魂界において、囚人に対する拷問は公然と行われているのか、
拷問しても吐かない囚人は武装警察に連れて行かれる決まりのなのか、
ちょっと気になったりしつつ、そんなこと気にしても仕方ないと思いつつ、
とても楽しめたお話でした。ザキのグチと土方&沖田の連携プレーが特に。

「ザキ アメとムチだぞ」
土方さんのセリフだよね? 土方さんが 「ザキ」 呼びするのって初めてじゃない?
「開いて ブリーフの扉を開いてザキ」 の方はギャグゼリフだからノーカウントとして。

凶悪な犯罪者のヤツは存在するだけですでにムチを使っているに等しい →
そんなヤツはアメを吐くだけでアメとムチの図式が完成する →
アメとムチの素早い叩き込みでヤツを倒そう → しまった、ヤツはドMだった →
ドMにとって通常のムチはアメに同じ → ならばムチアメではなくアメムチで →
この窮地は俺たちにとってのムチであり、そして力強い仲間の存在はアメである

…という思考の元に土方さんたちは動いてるわけなんですが、…ややこしくね?
なんとなくボーッと読んでても理解できる人がいたら尊敬します。

<マッジッカッルバナナ>
どう転んでも御子柴家の暗い思い出に繋がる陰鬱なマジカルバナナと、
万事屋3人の強い絆が窺えるほのぼのマジカルバナナ、
どっちのマジカルバナナも印象的なお話。

希望に燃えるとかの 「燃える」 と、お家が火災に遭って 「燃える」、
嫉妬するという意味の 「妬ける」 と、お家が火災に遭って 「焼ける」、
相変わらず豊かな発想で言葉を自在に操る空知先生ですが、
この手の言葉遊び、普段はセリフの中に紛れ込ませてあるだけで、
この話のように1つのネタとして使われることはないんですよね。
普段のセリフがいかに贅沢かということが言えると思います。

「『バナナ』と言ったら『果物で敵無し』」
柳生編の最終話にて、「果物の王様はやっぱりバナナアル どーぞ」 と
どうでもいい情報をトランシーバーで近藤さんに伝達していたり、
ドライバー編にて、毒入りバナナをほおばって
「ゲームでくらいおなかいっぱい食べたかったアル」 とこぼしたり、
よっぽどバナナが好きなんだな~。
他の果物に比べてお手ごろ価格だから、坂田家の食卓によく上るのかも。

普段は銀さんと神楽ちゃんにぞんざいに扱われることの多い新八が、
2人に思われてることが分かる、心温まるマジカルバナナ。サイコー!

<紅蜘蛛編>
吉原炎上編から約1年、月詠を中心に据えた新シリーズが幕開け。
月詠や晴太、そして特に日輪の元気な姿が見れてホッとしたのも束の間、
重苦しい空気の漂う話になっていきました。

地雷亜が月詠さんの師匠だったときは、蜘蛛の入れ墨はしてなかったのか、
それとも服に隠れて見えなかっただけなのか、どっちだろう。

「忍の者…!? いや… あの技は忍びというより…」
さっちゃんや全蔵みたいな忍者と、月詠ら百華と地雷亜は別物?
空知先生の中でどういう風に区別がついてるのか、まだよく分かりません。

銀さんに惚れたかもしれないキャラ多いですね。銀さんモッテモテかもしれない。

最後に…
中さんと仲良くしてね空知!!

銀魂 第二十九巻銀魂 第二十九巻
(2009/07/03)
空知 英秋

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