銀魂狂(ぎんたまにあ)が綴る、銀魂感想中心ブログ。


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拝啓、高松様



東京都杉並区上井草二丁目44番10号

サンライズ 『銀魂』 スタッフ御一同様



アニメ銀魂スタッフ御一同様



拝啓 日増しに春めいてまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 アニメが4年間という長い月日にわたる放映を無事終了し、仲の良い友人が旅立っ
てしまったようなさびしさを感じると同時に、アニメ化に向けて動き出したころのことが
思い出されます。アニメ化が告知されたのは、2005年の夏ごろだったでしょうか。
テレビ局やキャストが発表されたのは2006年の始めだったと記憶しています。そし
て、満を持して4月から放映が開始しました。

 第1話を観て最初に思ったのは、「うわーー!! アニメ観たーーーー!!」 でした。
なんだそれとお思いになるでしょうが、私がアニメをテレビの前に座って最初から最後
まできちんと観たのは、本当に久しぶりだったんです。「動いてるぅ! しゃべってるぅ!
曲が流れてるぅ! 画面がカラフルぅ!」…みたいな感じでした。特に、原作 空知英秋
という文字が画面に映ったときの、胸の奥が熱くなる感覚、言い表せぬ感動、私は今
でも忘れられません。

 そしてだんだんと、ジャンプに連載されている原作を読んでいるときに、「もしこの話
がアニメ化されたら、このシーンはどう表現するんだろう?」、「この新キャラはどんな
声をしているんだろう?」、そうやって想像をめぐらすのがクセになっていきました。

 原作を壊すことなくアニメならではの手法を取り入れて全力でふざける、くだらない
ことに真面目に取り組む、アニメ銀魂のそういう姿勢が大好きです。原作付きアニメの
スタッフは原作を理解していれば十分だと思いますが、銀魂からは理解以上のなに
か、言うなれば愛を感じました。

 過去の記事に、私はこう書いています。この気持ちは今でも変わっていません。

「私は他にアニメを観てないので、他の作品と比べてクオリティがどうとか言えないし、
専門的なことは分からないけど、この2年間十分楽しませてもらったしね。とっても
出来のいいアニメだったと思ってるから、スタッフさんの愛と理解と遊び心とやる気と
プロ意識と…、ええとそれからなんかとにかく暖かく熱い汁にあふれた作品になってた
と思ってるから、ここで終わるのも綺麗な引き際というか、上等な幕の引き方じゃない
かと思うんです。」  (『姉さん、ニュースです。』 より)

「悪ふざけに全力をかける、くだらないことに大真面目に取り組む、私は元々そういう
姿勢が大好きです。だから銀魂も大好きです。

空知先生の投げた球がどこに行こうとも、アニメスタッフの打ち返した球がどこに飛ぼ
うとも、私は必ず観客席に座って試合を見てます。球が飛んできたら受け止めます。
いつも心にマイグローブ。」  (『銀魂あにめガヤガヤ箱(ボックス)感想』 より)

 『銀魂』 ほど、アニメスタッフに愛された作品はないと思っています。私は銀魂の他
にアニメを観る習慣がないため、当然他のアニメと比べて銀魂がどういう作品なのか
判断する術を持っておらず、本来なら 「銀魂ほど~~な作品はない!」 と断言する
ことはできないのですが、それでもあえて断言させていただきたい。これほどまでに
アニメスタッフに愛された作品は、『銀魂』 をおいて他にない、と。 

 愛されて慈しまれて、銀魂は本当にすくすくと幸せに育った作品だったと思います。

若鍋竜太プロデューサーは、アニメ誌のインタビューで次のように語っていました。

「ただ、これだけはハッキリしている。この原作を愛してしまってますから(笑)。
スタッフみんなで愛してます。」、「あえて醍醐味と言うなら原作ファンの方へ、原作の
空知先生へ、アニメーションでラブレターを出せることですかね。先生、俺『銀魂』愛し
てますってね(笑)。」  (『月刊アニメディア 2008年9月号』 より)

4年間、まさにラブレターと呼ぶにふさわしいアニメを見せていただきました。

 これまたアニメ誌のインタビューで知ったことですが、高松監修や藤田監督は、
アニメ銀魂を 「作品」 ではなくあくまでも 「番組」 と捉えているそうですね。その思い
が如実に現れていたのが、本編以外の部分だったと思います。銀魂は、本編はもちろ
んのこと、アバン、OP、前提供、アイキャッチ、CM、ED、次回予告、後提供…、最初
から最後まで余すところなく仕掛けがしてあって、気を抜くことができませんでした。ま
さに 「ピラメキーノが始まるまでが銀魂」。「どうせOPやEDはいつもと変わらないんだ
から、その間にトイレに行っとこう。」 とか銀魂では絶対やっちゃいけないと、肝に銘じ
たものです。録画するときも、前の番組が終わってから次の番組が始まるまで録画し
ておかないと、スタッフさんの遊び心を見逃す危険性大ですもんね。あの遊び心満載
の仕掛けに出くわしたときの、まるでびっくり箱を開けたときのような驚き、あれらが
アニメを観ることをより一層楽しみにしてくれました。

 ところで全201話と知って、最初は、なんだかキリが悪いなー…、と思っていたので
すが、このはみ出し者の1という数字は、枠に収まらない銀魂の自由さとか遊び心、
未来(劇場版、アニメ再開など)に向けて一歩踏み出す様を象徴しているように見え、
そうするとこの201という話数も悪くないと思えました。

 また、最終話にあたる第201話が、銀さんや星海坊主がサンタに扮するお話で、
全然最終回っぽくないんだなあ…、とちょっと気を落としていたんですが、でもこの
全然最終話らしくない最終話も話数と同じく、いつか来たるアニメ再開の日のための
布石的なものなんだと思い直すことにしました。

 そのアニメ再開について、私は再開してもしなくてもどちらでもよいという気持ちで
す。もちろん、アニメが終わると知ったときはさびしい気持ちになったし、再開の知らせ
を聞いたらうれしい気持ちになると思います。とはいえ、「銀魂終了断固反対!」 とか
「銀魂復活絶対希望!」 などと思うでもなく、まあ、のんびりほんのり再開を待ってみ
ようかしら、という心境です。

 それでは、最後になりましたが、アニメ銀魂に携わったすべての方、本当に本当に
ありがとうございました。全201話は私の宝物です。就職活動がんばってください。

                                             敬具

 2010年3月30日

                                         エンゼルパイ



        
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